こんにちは。吹雪です。
返ってくるお釣りの小銭の枚数を少なくする計算の仕方を習得したので、共有します。
この方法で支払いを行うと、下記の記事のような棚ぼたもありますよ。
目次
きっかけ
小銭の枚数をできるだけ少なくしたいと思うようになったのは、去年の年末にお財布を買い替えたのがきっかけでした。
それまでは、お札を入れる長財布と小銭入れを別々に持っていたのですが、東京オリンピック開催に伴いキャッシュレスの時代が来るらしいとのことで、試しにできるだけクレジットカードで買い物をしてみようと考えました。
そこで、クレジットカードが取り出しやすい形のお財布を新調したのですが、構造上小銭が多くなると厚みが増してお財布を閉められないことが判明しました。
ほとんどのお店でクレジットカードが使用できるとはいえ、会社などの飲み会の費用や歌のレッスン、オーディションなどの支払いは未だに現金です。そして、アニメイトのポイントカードは現金払いで5%還元なので絶対現金です(これ重要!)。
なので、出来るだけ所持する小銭を抑える支払い方はないものかとサイト巡りをしてみたところ、下記の記事を発見しました。
これから説明する支払い方は、上記の記事に書かれていたのをちょっとだけアレンジしたものになります。
所持することになる小銭の最大枚数
この支払い方をすると、お財布に存在する小銭の枚数は最大で15枚になります。
内訳は、
- 500円玉 1枚
- 100円玉 4枚
- 50円玉 1枚
- 10円玉 4枚
- 5円玉 1枚
- 1円玉 4枚
になります。
あくまで最大枚数なので、実際は常に14枚以下になると思います。
支払い額の算出方法
小銭を上手く調節すると聞くと、お釣りなどを頭の中で計算しなければならないのではないかと思う人もいると思います。実際に私もこの方法を知るまではそう思ってました。
ここに記載するやり方は、一桁の数値の認識と足し算の繰り上がりの考え方を知っていれば、誰でもできますのでご安心ください!
先にやり方をまとめると、
- 請求額の一桁目の値を確認する。
- 自分が所持している1円単位の小銭を確認する。
- 請求額ピッタリの小銭があればピッタリ出す。
- 小銭がピッタリ無い場合、請求額の一桁目が5未満で5円玉があれば5円玉を出す。また、請求額の一桁目が6以上で、且つその一桁目から5を引いた値の小銭があれば出す。その場合は、一つ上の桁に1繰り上げる。
- 上記を桁を一つ上げて繰り返す。
となります。
分かりにくいですね!(笑)
では、実際にお会計の際の具体的な流れを記載します。
ここでは、請求額が1000円以下だったという仮定で説明していきます。
所持している硬貨の把握
何はともあれ、まずは所持している硬貨の把握です。
これは、お会計の待機列で並んでいるときでも、レジで請求額が表示されるまでの間でもいいので、自分がどの種類の硬貨を何枚持っているか確認してください。
お財布の形にもよりますが、各硬貨である程度まとめておくと、その後の支払いがスムーズになります。
1円単位での支払い額算出
さて、ここから実際に支払い額を求めていきます。
まず、請求額の一桁目の数値を確認します。
「0」だった場合は、何もせずに次の二桁目に進みます。
「0」以外だった場合、所持している1円玉と5円玉を確認し、数値ピッタリに支払えるかどうか確認します。支払えるのであれば、支払いトレーに数値ピッタリ分の硬貨を置きます。
数値ピッタリに支払えない場合、3つのパターンに分かれます。
1つ目は、その数値が「4」以下で、且つ、自分が5円玉を所持している場合。この場合は、支払いトレーに5円玉を1枚置きます。
2つ目は、その数値が「6」以上で、且つ、その数値から5を引いた数値分の1円玉を所持している場合。この場合は、支払いトレーに数値から5を引いた数値分の1円玉を置きます。そして、次の二桁目の数値に1を足します。
3つ目は、上記のどれも当てはまらない場合。この場合は、何もせずに次の二桁目の数値に1を足します。
10円単位での支払い額算出
次に、請求額の二桁目の数値を確認します。
このとき、前の1円単位での支払い額算出の際に、二桁目の数値に1を足すことになった場合、この時点で足します。
請求額が「0」だったら「1」に、「5」だったら「6」にします。
もし「9」だったら「0」にして三桁目に1を足します。
この状態から、上記の1円単位と同じやり方で算出していきます。
「0」だった場合は、何もせずに次の三桁目に進みます。
「0」以外だった場合、所持している10円玉と50円玉を確認し、数値ピッタリに支払えるかどうか確認します。支払えるのであれば、支払いトレーに数値ピッタリ分の硬貨を置きます。
数値ピッタリに支払えない場合、3つのパターンに分かれます。
1つ目は、その数値が「4」以下で、且つ、自分が50円玉を所持している場合。この場合は、支払いトレーに50円玉を1枚置きます。
2つ目は、その数値が「6」以上で、且つ、その数値から5を引いた数値分の10円玉を所持している場合。この場合は、支払いトレーに数値から5を引いた数値分の10円玉を置きます。そして、次の三桁目の数値に1を足します。
3つ目は、上記のどれも当てはまらない場合。この場合は、何もせずに次の三桁目の数値に1を足します。
100円単位での支払い額算出
最後に、請求額の三桁目の数値を確認します。
このとき、前の10円単位での支払い額算出の際に、三桁目の数値に1を足すことになった場合、この時点で足します。
請求額が「0」だったら「1」に、「5」だったら「6」にします。
もし「9」だったら「0」にして、お札の登場となります。
この状態から、今までと同じやり方で算出していきます。
「0」だった場合は、お札の登場となります。
「0」以外だった場合、所持している100円玉と500円玉を確認し、数値ピッタリに支払えるかどうか確認します。支払えるのであれば、支払いトレーに数値ピッタリ分の硬貨を置きます。
数値ピッタリに支払えない場合、3つのパターンに分かれます。
1つ目は、その数値が「4」以下で、且つ、自分が500円玉を所持している場合。この場合は、支払いトレーに500円玉を1枚置きます。
2つ目は、その数値が「6」以上で、且つ、その数値から5を引いた数値分の100円玉を所持している場合。この場合は、支払いトレーに数値から5を引いた数値分の100円玉を置きます。そして、お札の登場となります。
3つ目は、上記のどれも当てはまらない場合。この場合は、お札の登場となります。
お釣りがいくらになるかは分からない
上記のやり方で支払いトレーにお金を置き終わったら、お釣りが表示される画面を見守ります。
今までの流れを読めばわかると思いますが、このやり方ではお釣りを事前に算出しません。
なので、店員さんがレジ操作を終え、お釣りの金額が画面に表示されて初めて、どの硬貨がいくつ返ってくるかが分かります。
やり方が分かったら練習あるのみ
いかがでしたでしょうか。
やり方は確かに分かったけど、こんなの実際のお会計で求められるスピードでとても実践できない。とろとろやっていたら周りに迷惑がかかってしまう…。
と思った方は仲間です。私もそう思いました(笑)
そんな方には、練習相手になってくれるゲームアプリがありますよ!
脳力+支払い技術検定のレビューと序盤攻略 – スマホゲームならアプリゲット
実際の支払いの感覚に似ているので、速さを極めるにはもってこいだと思います。
因みに私はこれにハマって3時間ほどやり続けてしまって、このブログの開設が1日遅れるという事態を招きました(笑)
まだ全桁は無理という方は、1桁目だけでも実践してみてください。1円玉が5枚以上にならなくなりますよ。
終わりに
以前は、お会計はただの流れ作業のような感覚でした。
でも、この支払い方をするようになってから、ちょっとしたミニゲームをしている感覚になり、お釣りの表示が出るのをワクワクドキドキしながら待つようになりました。
日常のちょっとしたことでも、楽しめるようになると嬉しいですよね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。