【糖質制限】京懐石 美濃吉で糖質制限に対応してもらう方法

懐石 糖質制限(炭水化物ダイエット)

こんにちは。吹雪です。

京懐石 美濃吉で、電話での事前予約で糖質制限に対応していただけたので、共有します。

関連記事↓

【糖質制限】私が糖質制限を始めた理由

【糖質制限】糖質制限を開始してからの食生活の変化

京懐石 美濃吉

京懐石 美濃吉は、京都に本店を持つ創業300周年を迎えられた老舗です。

東京や千葉、埼玉、関西だと大阪にもお店があるみたいです。

京懐石 美濃吉 店舗案内

私が入ったことがあるのは新宿の京王百貨店内にある京王新宿店のみなのですが、母曰く、京王新宿店は他の行ったことのある店舗と違って、気軽に入れる雰囲気だとのこと。実際、私自身もズボンに運動靴にリュックという普段着で何回か入店してますが、特に場違いという雰囲気は感じませんでした。(単に私が鈍感なだけかもしれ…ごほんごほんっ)

懐石と聞くと、身だしなみとか色々固いことを考えなければならないのがハードルの一つだと思いますが、それをあまり考慮する必要がないのは助かりますよね。

京懐石 美濃吉 京王新宿店

きっかけ

もともと、私が糖質制限を開始するちょっと前ぐらいから、何かの記念のお祝いにこのお店で懐石をいただくようになっていました。

日常生活では感じることのない、その四季折々の日本の行事の雰囲気や旬の食材が楽しめるのがとても好きなのですが、私から2年遅れて糖質制限を開始した母共々、さすがにご飯をいただくのが体調的に厳しくなってきていて、足が遠のくようになってきていました。

糖質制限の対応をしていただけるかもしれないと思ったのは、母の誕生日のお祝いに、懐石を食べにきていたときでした。

斜め前辺りのテーブルから、

「何か変わりのものをご用意いたしましょうか」

「いえいえ、折角来ていただいたのですから、楽しんでいただければ」

というような会話が聞こえてきました。

詳細までは分からなかったのですが、どうやらお客さんと店員さんのやり取りの中で、本来の品物とは違うものに変更してもらっているらしいということは伝わってきました。

このお店は宗教に配慮した対応もしているという話は以前伺っていたので、実際にそういう会話を聞き納得するとともに、次に来るときには出来れば…と思いました。

糖質制限対応していただく方法

お願いの仕方はとてもシンプルで、事前に予約する際にその旨を伝えればよいそうです。

糖質制限と一言で言っても、人によって程度の違いがあると思いますので一概には言えませんが、母が電話予約した際には「炭水化物がダメなので、主食は違うものに変更してほしい」と伝えたそうです。

恐らく、事前に予約して糖質制限対応をお願いしなくても、注文する際に言えば対応自体はしていただけるとは思いますが…そこは大人の対応として事前にお願いするべきかなと思います。

主食の代わりにいただいたもの

私が実際に品物を変更していただいたのは、「御飯」のメニューでした。

本来は、「筍御飯土鍋炊き」か「筍ちらし」の2種類からの選択だったのを、主食ではないものにしたいとの要望を出していたので、「さっぱりするもの」と「お腹にたまるもの」のどちらにするか訊かれました。

「お腹にたまるもの」を要望すると、「若竹煮」を出していただけました。

ちょっと重めの蓋付きの陶器に入って出てきたのですが、筍を噛んだとき、筍独特の苦味が絶妙に口の中に広がって、正に筍そのままを味わった感じがしました。個人的にはこれが一番春を感じられて美味しかったです。主食変更を頼まなかったらいただけなかったものなので、ラッキーでした!

お祝いの一品

このお店の会員になると、特典として定期的に家にその月のコースメニューやドリンク無料券などが送られてくるのですが、その中に、会員の誕生月に来店すると粗品とお祝いの一品をいただけるというものがあります。

伺った日は母の誕生月だったので、その一品をいただけることになったのですが、その一品も本来はご飯物でした。

確か、お寿司ぐらいの大きさのお赤飯に、煮魚の切り身が乗っていて、その上にあんかけと銀粉が乗っていたような…気がします。(最後に見たのが1年以上前のことなので記憶があいまい(汗))

なので、こちらも変更をお願いしたところ、「紅白なます」が出てきました。

お正月のおせち料理に出てくる、主に大根と人参とお酢で作られている品ですが、とても上品に仕上げられていました。人参も大根もとても細く、それでいて角ばっていない感じで口当たりが良く、お酢が口の中を静かにさっぱりとさせてくれる、そんな一品でした。

おすすめの品

何回か懐石を楽しんだ私が、とても気に入っている品をご紹介します。

あくまで美味しさ重視なので、糖質量は全く考慮していません(笑)

白和え

懐石の前菜として毎回いただいています。

出てくる量はとても少なく、500円玉ぐらいなのですが、お豆腐がとても滑らかに裏ごしされていて、とても美味しいです。

前菜は様々な品が小さく盛り付けられているのですが、一つを作るのに結構な量が出来上がると思うので、家ではとても真似できないな…といただく度に思っています。

炊き込みご飯

懐石の御飯で、美味しそうな具だったときはこれをいただいていました。

勿論、糖質制限としてはNGもNGなのですが、

きちんとしたところの御飯は本当に美味しい!体調を崩すだけの価値はある!

と思えるほど、こちらの炊き込みご飯は美味しいです。

ただ、お釜で一人1.5合分来るので、本当に毎回大量の糖質との戦いでした(笑)

もう体質的に限界なので頼むことはないと思いますが、本当に美味しかったです。今まで戦いながらいただいたことに悔いはありません。

自家製くずきり

懐石の甘味でいただいています。

甘味も大抵2種類からの選択になっていて、自家製アイスやぜんざいなども選べますが、私はほとんどこのくずきり一択でした。

お椀の部分に氷水とくずきりが入っていて、その上に黒蜜が入った蓋兼お皿があるという…うまく説明できませんが、くずきり専用の入れ物で出てきます。

一本一本が結構太くて食べがいがあるのですが、何と言っても黒蜜が美味しいのです。

市販でよく見る黒蜜よりもさらりとしているのですが、それがくずきりとよく絡み、最後まで嫌味のない甘さを口の中に残してくれます。

ちなみに、今適当にくずきりの糖質量を検索したら結構あるみたいなのでお気をつけください(笑)

終わりに

糖質制限をしていると、どうせ糖質摂るんだったら、ちゃんとしたところの美味しいもの食べたいなって思うようになりました。

それにしても、期間限定ではない内容の記事を書いていると執筆スピードが亀のように遅い…。どうにかせねば(笑)

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。