お釣り計算を実践していたら釣り銭間違いに気づけた

釣り銭間違え 思い出話

こんにちは。吹雪です。

今回は、以前ブログに上げたお釣り計算が思わぬ形で役に立ったという話をしようと思います。

以前の記事↓

返ってくるお釣りの小銭の枚数を少なくする計算の仕方

 

釣り銭間違いに気付けた

常に小銭の枚数が最少になるように管理していたおかげで、収支計算の過程などではなく、お財布に残っている小銭の数で釣り銭間違いに気付くことができました。

具体的には、100円玉が5枚になっていたのです。

なんのこっちゃと思うかもしれませんが、上記の記事のやり方で現金の支払いをしていると、常に小銭は5が付くものは1枚、その他は4枚以内になります。

なので、小銭がそれ以上あった場合は、支払った側か、お釣りを渡した側か、どちらかが間違えたということになるのです。

上記の記事を書いていたときは、こういう役立ち方があるとは思っていなかったので、正直棚ぼたでした。

元日に起こった事件

皆さんは、元日はどのように過ごされましたか?

私は、いつもは家でのんびりしているのですが、今年は早々に神社に初詣に行くことにしました。

目的は、御守りです。

徒歩で行ける神社にお気に入りの御守りがあるのですが、昨年2日に初詣に行った足で購入しようとしたところ、既に欲しい種類のものが売り切れていて、結局手にすることができたのが2月になってしまいました。

その時に、御守りはやっぱり初詣の時に気持ちも新たに手に入れたいと思ったので、今年は1日に初詣に行くことにしました。

年明け初日に行っただけあって、欲しかった御守りは無事手に入れることができたのですが、事件はその帰りに起こりました。

カフェでお茶を注文した

御守りを無事ゲットした帰り道、途中にあるチェーン店のカフェが開いていたので、母と共に一休みすることにしました。
元日から営業してくださるお店って、元日から外出する人にとってはありがたいですよね。

そこはセルフサービスで、先に席を取ってからカウンターで注文して、そこで会計をして商品を受け取る形でした。

私が会計をするとき、カウンターの向こうのレジには3人の店員さんがいました。

注文を受けてレジを打つ人を挟むように2人いて、且つ、その真ん中の人は手慣れていないのが明らかな様子でした。

元日から接客の練習を兼ねた本番ということだろうか。
確かに元日なら来る客も少ないし、まばらかも?
接客業の経験は無いからよく分からないが大変そうだな…、と思いながら注文しました。

注文した商品自体は正確に覚えていないのですが、値段は300円でした。
キャッシュレスが使えないところだったので、支払いは千円札一枚。
お釣りは当然小銭で返ってきました。

その時、渡された小銭を確認…しなかったんですよ。

そもそも返されたお釣りが合ってるかどうか確認する習慣なんてなかったですし、基本的に支払いはキャッシュレスにするようにしているので、単純に現金でのやり取りが日常であまり無かったっていうのもあるんですけど。

その時は、そのまま商品を受け取って、店内で美味しくいただいて、何事もなく帰宅しました。

小銭の枚数がおかしい

私は、基本的に買い物をして帰宅した日は、その日のうちにお財布からレシートを取り出し、適当に作ったエクセルの支出表?みたいなものに記録しています。
そして、もしお釣りで500円玉を手に入れたら、貯金用の小銭入れにその500円玉を移しています。

この日も、帰宅した後レシートを取り出してエクセルに書き込んだ後、神社でゲットした500円玉を貯金にまわすべく、お財布の小銭入れを開きました。

すると、そこには勿論お目当ての500円玉が1枚あったのですが、その他に100円玉が5枚鎮座していたのです。

一瞬スルーしかけたのですが、違和感を感じて二度見しました。

改めて枚数を数え、確かに100円玉が5枚、きちんと計算して支払っていればあり得ない状態であることを確認しました。

まず考えたのは、自分が支払う時に小銭が少なくなるようにする支払い方をし損ねたのではないかということでした。
実際に請求の数字が細かい場合は、いくらやり慣れてるとはいっても全くあり得ない話でもないので。

しかし、この日はそんな細かい支払いをした覚えはないですし、大体300円に対して千円支払っているなら、700円お釣りが来ているはずで、500円玉と100円玉2枚以上ないしは100円玉が7枚以上あるはずです。

100円玉が5枚の時点で、お釣りが100円玉7枚で返ってきたという可能性は無くなるので、500円玉が神社でゲットした分と合わせて2枚ないといけないはずだし、お釣りで100円玉が2枚返ってきたのだとしたら、元々100円玉を3枚所持していたことになり、これはこれで会計時にぴったり300円支払えたのに支払わなかったという不可解なことになります。

つまり…、
お釣りを間違えて渡されたってことかな??

あまり考えたくはなかったのですが、最終的にそういう結論に至りました。

400円はちょっと看過できなかった

多分数十円とかだったら面倒くさくて放置してたと思うのですが、流石に400円は取り戻したいと思いました。

元日から釣り銭間違えとか縁起悪いなあと思いつつレシートとにらめっこして、多分この状況だと渡されたお釣りは300円だったのかな…と予測しつつ、レシートに書かれている連絡先に電話しました。

モンスター客だと思われたら嫌だな~と思いながら事の顛末を説明すると、お店側でも余剰金が400円出ていたとのこと。

こちらの見解とあちらの見解が無事一致したので、話が長引くこともなく、翌日こちらが残りのお釣りを受け取りに向かうことになりました。

次の日、散歩のついでにカフェに向かい、レジで無事400円を返していただきました。
そして、レジの方からお詫びの言葉をいただいて、そのままカフェを後にしました。

こういう場合って、お店側のマニュアルではどうなっているんでしょうね。
今回の件は、お店側のヒューマンエラーが原因であって、客側に一切非はないと思うのですが、返金していただいた以外は何もありませんでした。

今回はたまたま、客の自宅から徒歩で行ける距離のお店で起こったことだったから交通費などは一切発生しませんでしたが、これが遠出した場所でのトラブルだったらどうなっていたのでしょうか。

個人的には400円返さなかったというのは結構な事案だと思うのですが、カフェ側からすれば大したことではないのか…。そういうことはよく分かりません。

ただ、少なくとも私がお店側だったら、何か形あるものでお詫びするけどな…と思いました。

まあ、そう思っただけで、別にそれをしなかったカフェに怒りを覚えたとか、そういうことではないですが。
店員さんに悪気があったわけではないですしね。

言葉で表現するのは中々難しいのですが、感覚としては、このカフェはこういう場合にそういう対応をする店なんだな、と認識するだけです。
そして、今後このカフェを利用するならば、そのことを承知で利用しなければならない。
そういう心積もりをするだけです。

その後のこちら側の対応

そんなことがあったので、その日以降、そこのカフェを利用するときに限らず、会計後に返されたお釣りを軽く確認するようになりました。

最近は、そこを含めたチェーン店で使用できるチャージ式アプリがあることを知ったので、会計時には必ずそれを使用するようにしています。

ヒューマンエラーは人間である限り必ず起こることなので0にはできない。
大事なのは、いかにそのエラーが起こり得ない状態にするか、ですよね。

終わりに

元日早々、思いもよらない形で現金払いの危うさを突きつけられましたが、キャッシュレスはキャッシュレスでセキュリティなどの危険性も当然あるので、中々難しい話だなぁと思いました。

まあそれはそれとして今一番の問題は、元日に起きたことを記事にするまで10カ月かかった私の遅筆の凄さなんですけどね…。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。